【産経新聞】舞鶴市民ら真剣な表情 原発事故避難訓練 京都

京都府舞鶴市で実施された関西電力高浜原子力発電所での原発事故を想定した防災訓練についてのニュースです。


舞鶴市民ら真剣な表情 原発事故避難訓練 京都 – MSN産経ニュース

 東日本大震災を教訓に、原発事故を想定した住民の避難訓練が19日、一部が関西電力高浜原子力発電所の5キロ圏内に入る舞鶴市で行われた。府、舞鶴市、自衛隊などから約250人が参加。雪が残る中、原発に近い地区の住民の避難や一次避難所でのスクリーニング訓練などが行われた。

 訓練は「午前7時半、府北部を震源とする地震が発生し、舞鶴市では震度6を観測。高浜原発で事故が発生した」との想定で実施。原発に近い杉山、松尾地区に原発事故を知らせる防災無線の放送が流れ、住民らが次々と自衛隊の車両で、一次避難所に指定されている朝来小(同市朝来中)に避難した。

 避難場所に到着した住民らは、被曝(ひばく)していないかどうかを調べるスクリーニング検査を受けた。自衛隊員らが一人一人の体に測定器を近づけると、訓練とはいえ住民らも真剣な表情をみせていた。